40時間の成都-ウルムチ間夜行列車の旅
どうも。シルクロード横断旅行中のものです。
シルクロードを横断するとなったら、何を使って横断すればいいのでしょう?
飛行機?バス?電車?
「深夜特急」という世界を旅する本がありますが、その題名からも想像されるように、電車をイメージする人が多いのではないでしょうか?
費用をなるべく抑えたい、と考えていた私は
「それっぽさも味わえるし、電車の中にいればお金使わんし、節約できるっしょ!」
寝台列車の様子
「Soft Sleeper」「Hard Sleeper」「Hard Seat」が選択肢としてありますが、「Soft Sleeper」は13000円以上します(飛行機と大差ない)し、腰痛持ちに椅子はきつい。しかもHardて。。
ということでHard Sleeperを選びました。お値段8500円ほどです。
車両はいくつかのブースに区切られ、1つのブースに3段ベッドが2つの計6個あります。
私は、真ん中のベッドに配置されておりましたが、2段目のベッドはあぐらをかくと上のベッドに頭が当たるため、本当に寝るしかできない。。
1番上の段はわかりませんが、1番下のベッドは座っても上に頭がぶつからず、快適そうでした。
もちろん、ベッドには布団と枕が支給されています。基本的に車内ではヒートテックとGパンだけ着て過ごしていましたが、寒さを感じることはありませんでした。
寝台列車での食事
食事は基本的に、電車に乗る前に買いだめして持ち込んでいる人が多かったです。車内販売も行われていましたが、中国語わからないし、お菓子がメインで売られていたので食事としてはちょっと。。という感じです。
また、ほとんどの人はカップラーメンを食べていました。ここからも想像できるように、車内には給湯できる場所があります。
また、中国のカップラーメンは自分の観測できる範囲でカップの中にフォークが付属して入っているため、自分でフォークを用意する必要はありません。
中国のラーメン、日本とは違う味だし、日本の方がうまいと思うけど、まぁうまし。
電車内でのTips
電車内での事情がわからないと色々困ることがあるでしょうが、自分が少し戸惑ったところを少しピックアップします。
・10時に消灯
まぁどの国の寝台列車もそうだとは思いますが、消灯されている時間があります。
10時きっかりに、ということもありませんが、概ねそのぐらいの時間に消灯されます。
・チケットを預ける
電車に乗り込み、発車すると車掌さんが各人のチケットを回収に来ます。回収の際には身分証明書(パスポート)も同時に見せました。
また、チケットの引換券?のようなものを代わりにもらったので、無くさないように注意しましょう。
・電波がない
あまり地理には詳しくありませんが、成都-ウルムチ間を移動する際にはタクラマカン砂漠を通ります。通ってなくても、かなり辺鄙な場所を通ります。
したがって電波がないor限りなく弱い状況になります。中国人の人はいたって普通に使えてましたが、旅行者向けSIMカードを使っていた私は電波が弱かったです。
また、鉄道内に無料wifiが飛んでいますが、その電波ではVPNを繋いでもGoogleだったりを使えませんでした。
・充電スペースはある
ベッドの他に通路にはご飯を食べる机と椅子、コンセントがあります。椅子は各ブースにつき2席あります。机とコンセントは1つだけで、コンセントに関しては常に使われていると思っておいた方が賢明でしょう。ですので、いくつかのポータブル充電器は必須です。
おわり
以上が寝台列車の概要ですが、
わりかし寝れたので環境が悪いということはないと思います。
旅の醍醐味感溢れていたので乗ってみるのはいかがでしょうか。
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